活字書体をつかう

Blog版『活字書体の花舞台』/『活字書体の夢芝居』/『活字書体の星桟敷』

九州産業大学芸術学部パンフレット

九州産業大学芸術学部パンフレット『産む、九芸。』のOB紹介のページに掲載されました。

掲載されなかった、アンケートへの回答……
●仕事の醍醐味とは
日本・中国・欧米の写本、木版・活字版などの書物に残された書体をあたらしい時代の息吹によってよみがえらせ、実際に使用できるようにしにすることに邁進しています。活字書体は水や空気のように決して目立たないけど、なくてはならないものとして存在しています。活字書体設計師の役割は、歴史の背後に隠されている精神を受け継ぎ、造形を再生していくことに、誠実に取り組むことにあると思います。これらを、次の世代にバトンタッチすることが使命だと考えています。
●九芸をめざす高校生へ一言
新聞、書籍、テレビ、スマートフォン、街のなかのサイン……。わたしたちは多くの活字書体のなかで暮らしています。パソコンには多くの活字書体がバンドルされています。それらは多くの人たちの努力の上に成り立っていることに思いを馳せてください。