活字書体をつかう

Blog版『活字書体の花舞台』/『活字書体の夢芝居』/『活字書体の星桟敷』

2018-01-01から1年間の記事一覧

書体のイメージ調査

新潮社の文芸情報誌『波』2017年8月号、9月号に掲載された「鳥海修/あなたは今、どんな書体で読んでいますか?」では、書体選択の判断基準として「太さ」「大きさ」「大小の差」「線の抑揚」「柔らかさ」「フトコロ」「粘着度」「形の新旧」「普遍性」「濁…

43年越しの夢が叶いました!

昨日(8月17日)、ウェスタ川越で開催された學のまちkawagoe実行委員会主催のイベント「文字のこと、本のこと。」に便乗(!)して、学生時代にスケッチしていた活字書体「貘」でカードを作りました。金属活字組版ではなく亜鉛版になりましたが、私の43年越…

横浜開港資料館ツアー

昨日は横浜開港資料館にて開催されている「金属活字と明治の横浜〜小宮山博史コレクションを中心に〜」展へ。見学ツアーということで、学芸員解説による展示見学と小宮山博史氏講演がありました。懇親会。

「本を作る」という仕事——この世界の片隅で

『「本を作る」という仕事』(稲泉連著、筑摩書房、2017年)の第1章に関連する仕事(活字書体設計)の世界の片隅に、私もいます。 これまでその仕事について自分の体験をまとめて本を作ってきました。『文字の星屑』(今田欣一著、1992年)『タイプフェイス…

ぼくのつくったZINEの話

最近、ZINEというのが話題になっているようですね。『日本のZINEについて知っていることすべて』(ばるぼら×野中モモ、誠文堂新光社、2017年)の個人的な「番外編」として、ぼくのつくったZINEについてまとめてみます。1971年のジン(高校時代) 謄写版印刷1…

札幌 野外博物館 北海道開拓の村

宿泊したホテルさっぽろ芸文館(さっぽろ芸術文化の館)。地下鉄で新さっぽろ駅へ、そこからバスで北海道開拓の村へ。 開拓の村の入り口は旧札幌停車場。旧小樽新聞社(ボランティアさんによる手フートの印刷実演)印刷物が入村記念に。馬車鉄道昼食は屯田兵…

札幌 札幌市役所、時計台、赤レンガ庁舎、北海道大学総合博物館

大通公園から札幌市役所へ。札幌の礎を築いた開拓判官、島義勇の銅像。札幌観光の定番を巡る。札幌市時計台(旧札幌農学校演武場)赤レンガ庁舎(北海道庁旧本庁舎)北海道大学総合博物館

きょうは函館・五稜郭

30年ぶり2度目の函館、五稜郭。まずは五稜郭タワーから五稜郭を臨む。五稜郭への入り口。30年前にはなかった箱館奉行所が復元されていた。感動のあまり、復元工事の様子を記録したDVDを購入。

『和字書体総覧(仮)』への道

とにかく「欣喜堂の本」は数年先の計画まで出しているわけです。どうかしていると思われるかもしれませんが、自分を駆り立てるための目標として挙げています。 現在考えているうちの最後の本が『和字書体総覧(仮)』というものです。これは、今から40年以上…

マンガはノートに鉛筆で

NHK「半分、青い。」の楡野鈴愛と同じで、ぼくもマンガをノートに鉛筆で描いていた。 この『ぼくらの入門百科 マンガのかきかた』(冒険王編集部編、秋田書店、1962年)を教科書にして、模造紙をカットして黒インクで描きはじめた。近くの文房具屋にはケント…

「Rejoice! 2018 typeKIDS 活字は踊る」刊行のお知らせ

2017年夏に開催された「FONTPLUS DAY Vol.9」の講演をまとめたブックレットができました。

この書体、誰がデザインしたの?

日本語書体2496書体とその実例179を収録した『改訂版 実例付きフォント字典』(パイ・インターナショナル)が発売された。少し気になったことがある。書体の制作者については記載されていないのだ。フォント・メーカーで非開示としているのかもしれないが、…

南口はまだない!

一本松駅の南口駅前交通広場が完成した。バスやタクシーの乗降場も整備されている。駅前通りも開通して、便利になった。南口に駅の改札はないので、踏切を渡って北口に行かなければホームに入れず、電車に乗れないのがちょっと残念。

大学受験……じゃないけれど

TBSラジオの番組で、角田陽一郎さんが「すべての学問の基本は世界史にある」と話しているのを聞いた。活字書体の基本も世界史にあるだろうと思った私は、さっそく『新マンガゼミナール世界史』を購入してみた。学研の学習マンガだけど、高校の時に「世界史」…

年のはじめの閑谷学校 2018

ことしは元日に閑谷学校に来た。去年は読初の儀だったけど、正座がしんどいし、テレビに出るかもしれないし。孔子像が特別公開されていた。特別史跡・旧閑谷学校登録有形文化財・閑谷学校資料館(旧私立中学閑谷黌本館)1905年岡山県青少年教育センター閑谷…