活字書体をつかう

Blog版『活字書体の花舞台』/『活字書体の夢芝居』/『活字書体の星桟敷』

[花舞台]書籍本文部門

書籍本文部門 entry No.8–10

…… 2007年 『DDD1』 フォントディレクション=紺野慎一 『DDD』(Decoration Disorder Disconnection)は、奈須きのこの伝奇小説である。講談社の文芸雑誌『ファウスト』Vol.3(2004年7月発売)より不定期で連載された。その第一作が『DDD1』(那須きのこ著…

書籍本文部門 entry No.5–7

…… 2008年 『建築』 ブックデザイン=白井敬尚形成事務所 武蔵野美術大学80周年記念出版として刊行された『建築』(板垣鷹穂著、武蔵野美術大学出版局、2008年)は443ページに及ぶ大冊である。 もともとは1937年(昭和12年)から1942年(昭和17年)にかけて…

書籍本文部門 entry No.1–4

…… 2009年 『ピラニア〜雨の街、俺たちの絆〜』 ブックデザイン=川名潤 活字書体を設計しているものとして、書籍の本文に使われるのはとてもうれしいことだ。というのは近代明朝体以外の書体が本文に使われることは稀なことだからである。 書籍の本文は、印…