活字書体をつかう

Blog版『活字書体の花舞台』/『活字書体の夢芝居』/『活字書体の星桟敷』

「岡山名物きびだんご」のパッケージ

 

岡山駅での待ち時間に、ふと駅ナカの「おみやげ街道」に立ち寄ってみた。目に飛び込んできたのは山脇山月堂の「岡山名物きびだんご」の小さなパッケージである。「きざはし金陵M」が使われていたのだ。

岡山のきびだんごといえば廣榮堂本店、広栄堂武田が知られているが、他にも多くのメーカーで作られている。山脇山月堂もそのひとつだ。他にも山方永寿堂、中山昇陽堂、竹久夢二本舗敷島堂、金萬堂本舗などがある。廣榮堂本店と広栄堂武田のルーツは同じで安政3年創業、山脇山月堂はやや遅れて明治14年創業である。

山脇山月堂の「岡山名物きびだんご」は2022年6月に、現在のパッケージにリニューアルしたそうだ。郷里の銘菓のパッケージに使われているということで嬉しくなって、白桃味とマスカット味を購入した。

他にきなこ味、チョコレート、二種きびだんご(きびだんご+きなこ味)、くだもの二種(白桃味+マスカット味)、四種きびだんご(きびだんご+きなこ味+白桃味+マスカット味)の商品があり、すべて「きざはし金陵M」で統一されていた。