2020-06-13 『日本橋』を「KOさおとめ金陵M」で読む [夢芝居]日本語書体八策 『日本橋』 泉鏡花著、1914年(大正3年) 『日本橋』 本文書体:KOさおとめ金陵M 泉鏡花(1873―1939)は、明治後期から昭和初期にかけて活躍した日本の小説家である。本名、鏡太郎。尾崎紅葉に師事した。 『日本橋』は、花柳界を舞台にした長編小説である。誠実に生きる芸者清葉と奔放な芸者お孝、葛木晉三という医学士、通称赤熊なる怪人物――これらの人物が織りなす四角関係の物語である。