活字書体をつかう

Blog版『活字書体の花舞台』/『活字書体の夢芝居』/『活字書体の星桟敷』

水のはなし8

水を味わって飲むということはほとんどなかった。ノドをうるおして渇きをなくすためというだけで、水に味があるなんて考えもしなかった。ミネラルウォーターが登場してきて、水には味があることを知った。水には数多くの成分が含まれていて、それが味となって表れている。
 ミネラルウォーターの出現で「水には軟水と硬水がある」ということが一般的になった。水の硬度は、その水中に含まれているマグネシウムとカルシウムによって変わる。水の中にそれらがどれだけ含まれているかで、軟水か硬水かが決まってくるそうだ。すなわち硬度ということである。硬度によって、水の味は変化するということだろう。