活字書体をつかう

Blog版『活字書体の花舞台』/『活字書体の夢芝居』/『活字書体の星桟敷』

読み手と語り手と2

歌舞伎座での鑑賞では、私のような万年初心者にとって、イヤホンガイドは必須である(イヤホンガイドというのは登録商標とのこと)。こちらも台本があり、あらかじめ録音したものだそうだが、オペレーターの機器の操作により、場面場面に合わせてタイミングよく語られるようになる。
 役者の声や舞台上の音をしっかり聴きながら、進行に合わせて、衣装や道具、音楽、時代背景などを、専門家が解説してくれるのだ。歌舞伎を観ることはそれほど多くはないが、必ずイヤホンガイドを利用している。利用料金は650円(保証金1000円は返却時に返金される)。歌舞伎座のほかに国立劇場新橋演舞場などのイヤホンガイド実施公演で利用できる。