欣喜堂書体をリリックビデオで読む
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日本語ウェブフォント提供サービス「FontStream」制作の「動画で見る文字見本」シリーズの中から、欣喜堂書体のリリックビデオを集めたYouTubeの再生リストをつくった。
再生リストとは、お気に入りの動画を集めたファルダのようなものである。自分でアップロードした動画に限らず、YouTubeで公開されている動画であれば、再生リストに追加することが可能だ。
「FontStream」チャンネルのリリックビデオは、取り扱っている各社の動画が含まれているため、欣喜堂書体だけを連続して再生できるようにしてみたかった。再生リストは共有することもできるので、SNSやブログで再生リストをシェアすることができる。
リリックビデオ(Lyric Video)とは何か? 朝日新聞社のインターネット上の現代用語辞典「知恵蔵mini」では、次のように解説されている。
歌詞を軸に構成されたミュージックビデオ。歌詞表示のないものもある従来のミュージックビデオとは異なり、全編にわたり、曲に連動して歌詞が表示される。もともとは正式なミュージックビデオが完成するまでの仮作品や、ファンの二次創作的な作品として作成されていたようだが、動画サイトやソーシャルメディアの普及に伴い、プロモーションの一環として作成されるようになった。洋楽業界で取り入れられ、日本の音楽業界にも広がったとされる。近年は凝った作りの見応えのある作品も多く、注目が高まっている。(2014-5-27)
「FontStream」では日本語ウェブフォントのプローモーションの一環で「動画で見る文字見本」として制作しているのであるが、リリックビデオというオンスクリーンのタイポグラフィとしても新しい可能性があるのではないか。