活字書体をつかう

Blog版『活字書体の花舞台』/『活字書体の夢芝居』/『活字書体の星桟敷』

欣喜堂書体を電子書籍リーダーで読む

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2020年夏、kindle paperwhiteを購入した。Kindle電子書籍はもちろん、欣喜堂図書館のPDFもkindle paperwhiteで読める。今まで持っていた初代のkobo touchとはくらべるまでもない。

 

kindle版の電子書籍を欣喜堂書体で読む

kindleにフォントを追加するのは、 kindleをPCに接続し、fontsフォルダの中に使いたいフォントを配置するだけである。今回は「KOひふみ陳起M」を追加してみた。複数のフォントを配置することも可能だ。

つぎに、kindleをPCから取り外して起動する。フォントを変更するには「Aa」を選択する。フォントの選択肢に追加されているので、「KOひふみ陳起M」を選択する。

 

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写真:kindle版の電子書籍寒山拾得』(森鴎外著)を「KOひふみ陳起M」で読む

 

まず手始めに、海堂尊『コロナ黙示録』を購入し、ひふみ陳起で読んだ。モリ・カケ・サクラを思わせる、史実をもとにしたフィクションで、2019年〜2020年が舞台の歴史小説といえる。

テスト版の検証にも使っている。まずは制作中の「KOほくと武英M」(テスト版)で、いろいろな本を読んでいる。未制作の文字があることは我慢するとしても、個々の文字の欠陥ばかりに目がいってしまい、内容に集中できなくなってしまう。まずは、あらすじを把握して、次に文章を味わい、その上で書体のチェックをする……というように段階を踏むことにした。

 

欣喜堂図書館のPDFをkindleで読む

amazonのアカウントサービス内の「コンテンツと端末の管理」→「設定」→「受け取り側のメールアドレス」に「〇〇◯@kindle.com」というようなメールアドレスが既に入っている。

「送る時に使うメールアドレス」を登録し、このアドレスから、PDFファイルを添付したメールを「受け取り側のメールアドレス」で登録したアドレス宛に送ります。kindleアプリ側のクラウドに表示されるので、iPhoneiPadからも読むことが可能である。

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写真:欣喜堂図書館のPDF「きざはし金陵Mで読む恩地孝四郎『書籍の風俗』」