活字書体をつかう

Blog版『活字書体の花舞台』/『活字書体の夢芝居』/『活字書体の星桟敷』

『一握の砂』を「KOみなもと方広BK」で読む

『一握の砂』 石川啄木著、1910年(明治43年

 

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『一握の砂』

本文書体:KOみなもと方広BK(開発中)

 

石川啄木は日本の詩人、歌人、評論家。本名は一(はじめ)。岩手県の僧家に生まれる。与謝野鉄幹の知遇を得、詩人としてデビューした。大逆事件を契機に社会主義思想にめざめたが、肺疾患と窮乏のうちに死去した。

『一握の砂』は石川啄木の処女歌集である。一首三行書きのスタイル、及び生活の実感を平易に歌う歌風が歌壇内外から大きな注目を集め、歌人としての地位を確立した。