活字書体をつかう

Blog版『活字書体の花舞台』/『活字書体の夢芝居』/『活字書体の星桟敷』

閑谷学校雑感

高校3年(1972年)の秋、クラスメートと閑谷を訪れた時の写真です。向かって右が閑谷神社、左が聖廟です。

和気閑谷高校として統合されたのちも、この閑谷の地は教育の伝統が息づいています。
江戸時代に建てられた旧閑谷学校の講堂(国宝)では史跡見学のほかに講堂学習などが随時開催されています。写真は2017年の読始の儀です。

明治38年(1905年)に建てられた旧私立中学閑谷黌本館(登録有形文化財)は、閑谷学校資料館として活用されています。

平成3年(1991年)に建てられた岡山県青少年教育センター閑谷学校本館は、小中学生・高校生の宿泊研修はもちろん、広く生涯学習の場としても利用されています。
岡山県青少年教育センター閑谷学校は昭和40年(1965年)に設置された。

和気閑谷高校は、閑谷学校が創建された寛文10年(1670年)を創立年として、300年記念誌、325年記念誌が刊行されています。

2020年には創立350年を迎えます。記念誌が刊行されるのであれば、閑谷学校出身の大鳥圭介が製作したとされる活字の書体を再生した「あおい」をどこかに使って欲しいなあと密かに思っています。