『タイプフェイスから愛をこめて』(仮)
おこがましいと思われるかもしれないが、ここに並べられるような本を作ってみたいと思っている。題して『タイプフェイスから愛をこめて』(仮)。書体についての思い出をまとまった形で記録しておきたい。
目次を考えてみた。
『タイプフェイスから愛をこめて』(仮)
序 章 「貘」の時代 10代
第一章 「ボカッシイ」の時代 20代
1 「石井細明朝体」と「石井太ゴシック体」のこと
2 「ナール」と「ゴナ」、「スーシャ」と「ゴーシャ」
3 「ヘルベチカ」「オプチマ」「ユニバース」(欧字)のこと
4 「かな民友明朝」と「かな民友ゴシック」(和字)のこと
5 「秀英明朝」(漢字)のこと
6 第7回石井賞タイプフェイスコンテストと「ボカッシイ」第二章 「いまりゅう」と「今宋」の時代 30代
1 「艶」と「ゴカール」(和字)のこと
2 「紅蘭楷書」と「紅蘭宋朝」(漢字)のこと
3 第10回石井賞タイプフェイスコンテストと「いまりゅう」
4 第11回石井賞タイプフェイスコンテストと「今宋」
5 「平成丸ゴシック」(和字)のこと
6 「本蘭明朝」と「本蘭ゴシック」のこと第三章 「いぬまる吉備楷書」の時代 40代
1 第14回石井賞タイプフェイスコンテストと「いぬまる吉備楷書」
2 「きじまる吉備行書」と「さるまる吉備隷書」のこと
3 日本タイポグラフィ年鑑1997と「イマリス」
4 「はつひやまと」「わかばやまと」「みのりやまと」(和字)のこと
5 「花蓮華」「花胡蝶」「花牡丹」(和字)のこと
6 辞書のために、機器のために、企業のために第四章 「日本語書体八策」(前期) 50代
1 「KOきざはし金陵M」のものがたり
2 「KOさくらぎ蛍雪M」のものがたり
3 「KOもとい龍爪M」のものがたり
4 「KOくらもち銘石B」のものがたり第五章 「日本語書体八策」(後期) 60代
1 「KOげんろく志安M」のものがたり
2 「KOひふみ陳起M」のものがたり
3 「KOほくと武英M」のものがたり
4 「KOみなもと方広BK」のものがたり終 章 「日本語書体三傑」の構想
序章から第3章まではブログ「文字の星屑」で、第4章から終章まではブログ「欣喜堂通信」で書き散らしているので、それを元にまとめようかなと思っている。
書体見本や使用例をいっぱい入れてとか、妄想はひろがるばかりだ。