2013-05-17 [文字の青春]2 活字へのあこがれ 琴棋洞日暦[郷愁編] ●印刷実習 あこがれの金属活字は、大学での名刺制作の実習(1975年)で体験した。二号明朝体活字と5号明朝体活字しかなく、おもいどおりにはならなかった。名前と住所と電話番号ぐらいの文選をするのに、かなりの時間をついやした。●大西商店印刷部 大学時代の帰省時には、大西商店印刷部でアルバイトをした。そのとき作っていた『備前焼の鑑賞』(日幡光顕著、備前焼鑑賞会、1976年)。●活字の思い出 印象に残っているのは、活字を鍋で煮て、活字合金の延べ棒をつくるという作業であった。